ハロウィンに、「かぼちゃ」がなぜ使われる?~愛知県でライター業務・広告制作を行うオフィスリバーインのブログ~
おはようございます!
『文字のチカラは、あなたのチカラに。』のキャッチコピーでおなじみ、愛知県西尾市で広告制作をしているオフィスリバーインです。
1日早いですが、「トリック・オア・トリート!」
明日10月31日は、ハロウィンです。いつもは広告業界について紹介しているブログですが、今日は気分転換にハロウィンについてお話していきたいと思います。
【目次】
1.そもそもハロウィンって?
2.お菓子をもらう理由は?
3.なぜ、黄色のかぼちゃを使うのか?
詳細は、下記をご覧ください。
1.そもそもハロウィンって?
「ハロウィン」は、英単語で書くと「Hallowe’en」と書き、「聖人たちの夜」という意味になります。
古代ケルト民族にとって、1年の始まりは11月1日となっており、10月31日はいわば大晦日に当たります。この1年の終わりの日の夜は「死者の祭り」と言われており、死者の霊が家族のもとを訪れ、精霊や魔女が街にやってくるという言い伝えがあったそうです。
日本で言う「お盆」に近いものを感じます。この時、悪い霊や魔女から身を守るために、仮面を被るなどの仮装をして、魔よけの日を焚いたのがハロウィンの起源とされています。
元々は古代ケルト民族の習慣だった「ハロウィン」ですが、それがアメリカに年鑑の祝祭日として記録されたのは19世紀初頭以降であると言われています。19世紀になり、アイルランドおよびスコットランドから大量の移民が到着するまで、アメリカでは本格的に「ハロウィン」はまだ定着していませんでした。
やがて時が流れていくにつて、20世紀初頭には社会的にも人種的にも宗教的背景も一切関係なく、アメリカのほとんどの人々が「ハロウィン」という行事を受け入れるようになったと言われています。
2.お菓子をもらう理由は?
今では当たり前のように知られている「トリック・オア・トリート!」というフレーズ。
「トリック」は「いたずら(をする)、「トリート」は「お菓子(をもらう)」で、「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」という意味になります。
なぜお菓子をもらったり渡したりするのかは、諸説あります。
その中で一番の説としては、中世に農民たちがお祭りに使う食料をもらい歩いた様子を真似たものと言われています。
また、「ハロウィン」は精霊や魔女たちが街にやってくるという言い伝えがあったことから、ハロウィンの夜に帰る家がなく外をうろついている悪霊や魔女たちが家に入ってこないよう、「元の世界にお帰りください」とお願いする意味をこめてお菓子を渡したという説もあります。
おばけや魔女、ドラキュラなどの仮装をするのは、そんな悪霊や魔女たちとちゃんと話ができるように?していたのかもしれません。
3.なぜ、黄色のかぼちゃを使うのか?
「ハロウィン」といえば、あの黄色のかぼちゃをイメージされる方は多いと思います。
ですが、「ハロウィン」の元になったケルト人のお祭りでは、かぼちゃではなく「かぶ」を使っていました。
アメリカに「ハロウィン」が伝わった際、アメリカでは「かぶ」に馴染みがなく、そもそも「かぶ」自体が珍しいものだったことから、収穫祭の時期にアメリカで多く収穫されていた「かぼちゃ」を代用したことが広まり、現在の「かぼちゃ」のイメージが定着しました。
ハロウィンの本場と言われるアイルランドでは、現在でも「かぶ」が使われているそうです。
ちなみに、「ハロウィン」では普通のかぼちゃではなく、黄色のかぼちゃが使われていますよね。あの黄色のかぼちゃは、どうやら美味しくないらしく、食用としてはほぼ使われていないというエピソードも存在します。
当たり前のような文化も、こうして掘り下げて調べてみると、いろいろなエピソードがあって面白いですよね。今回は、ざっくりとした紹介になりましたが、ぜひハロウィンについてもっと調べてみると、他にも面白い説やエピソードが発掘されるかもしれませんよ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!