誤字脱字の嵐!質の悪い文章が多いネットニュースの惨状~愛知県でライター業務・広告制作を行うオフィスリバーインのブログ~
おはようございます!
『文字のチカラは、あなたのチカラに。』のキャッチコピーでおなじみ、愛知県西尾市で広告制作をしているオフィスリバーインです。
今回のブログでは、現在よく見受けられるネットニュースの酷い惨状について書いていきます。
【目次】
1.ネットニュースは信憑性の低下
2.ネットニュースは共起語が重要
3.ネットニュースは時間との闘い
4.ネットニュースは修正ができる
詳細は、下記をご覧ください。
1.ネットニュースは信憑性の低下
WEBコンテンツが充実している昨今、様々なネットニュースが転がっています。しかし中には情報量が薄いものや信憑性に欠けるもの、テレビ番組のレポートをあたかもニュースのように書いているもの、フェイクニュースを事実と受け止めてしまってさらに広がってしまったものなど、情報収集が便利になった反面、ネットニュースは信憑性に欠けてしまっているものが非常に多くなってきています。
雑誌や新聞における記事を書いた記者というのが、ネットニュースではWEBライターと呼ばれる人となります。ネットニュースの記事はその企業のWEBニュース担当のライター、もしくは外注のライターが書いていることがほとんどです。社内の人間が書いたものならまだしも、クラウドワークスなどのアウトソーシングで安い単価の仕事として請けているライターの中には正直質の低いもの、中学生レベルの文章力となっている記事もあります。
こういう記事を見た人が「自分も文章を書ける」と思って、WEBライターを名乗り仕事をもらうようになってしまうという状態は決して良いものではありません。
ただ文章をそれっぽく書けることと、人様に見せるための文章が書けることは、全くの別問題なのです。
2.ネットニュースは共起語が重要
ネットニュースにおいて必要になってくるのはアクセス数です。キーワード検索をすることでその記事がヒットするように、ライターが言葉を工夫して記事を書いていることが特にWEBの中では顕著に見られます。
その中でWEBコンテンツでは「共起語」が重要であると言われています。「共起語」とはある特定のキーワードと一緒に使われることの多い言葉を指します。例えば「カフェ」を共起語検索すると、その共起語には「観光」「旅行」「料理」「レストラン」「ランチ」といった言葉が出てきます。
つまり、ある特定のキーワードと合わせて使用される確率が高い言葉ということです。ネットニュースでは、この「共起語」を重要視する内容になっていることが多いです。
しかし残念なことに、ネット記事を書くライターの中には無理やり共起語やキーワードを入れたいがために、タイトルや文章がそもそも日本語としておかしいということもザラにあります。検索してヒットさせたいために、無理にこじつけている感じがはっきりと見えます。
また記事の本題とは明らかにズレている内容の写真をサムネイルにすることでアクセス数を稼ぐという荒業をしているネット記事も数多く見受けられます。せっかく書いた記事なのに写真だけで釣ろうとするやり方は、あまりよろしくないですね。
3.ネットニュースは時間との闘い
ネットは常に様々な情報が入り乱れている世界です。その中でネットニュースは、その事実を記事にしたらいかに早くネット上にアップするかが重要です。つまり時間との闘いなのです。少しでも遅ければ当然、同じ話題の別の記事を見られてしまいますので、間違いなくアクセス数は下がります。上の項目でも書いたように、ネットニュースはアクセス数が重要ですので、少しでもアクセス数を稼ぐために一分一秒が勝負になってきます。
しかしその勝負のために、あまりにも質の悪い内容のままアップされてしまうこともあります。
先日あるニュースのタイトルで「kしえ」となっている記事を見つけました。このタイトルでは一体何の内容か全く分かりません。それが半日近く放置されたままネット上にアップされていました。サムネイル画像があったので読者は何について書かれているのか分かったものの、「kしえ」というタイトルを見たときは思わず目が点になりました。こんなタイトルのまま納品したWEBライターにも問題がありますが、これでOKを出してアップしたと編集部のチェックの酷さには問題しかないと思いました。
4.ネットニュースは修正ができる
上の項目で質の悪い記事がアップされていることについて書きました。
以前、ある映画監督が亡くなったときにコメントを発表した女優さんがいらっしゃったのですが、その記事のサムネイルが何と全く別の女優さんの写真だったということがありました。このように、文章以外にもそもそも内容と違う写真が使われているということも、WEBニュースではよく見受けられます。
紙媒体においては、もし文章や写真が違ったら大問題です。印刷し直すレベルになりますので、誤字脱字のチェックなど校正は念入りに行う必要があります。ですがWEBの場合、後から誤字脱字があっても修正が可能です。これが紙媒体とWEB媒体の大きな違いです。
まずはアップすることが重要で、細かい修正は後から直せば良いという考えがあるからこそ、ネットニュースの中には誤字脱字で溢れているものが数多く見受けられます。
しかし修正ができるとはいえ、誤字脱字があるものを平気で公に発表されてしまうことはいかがなものでしょうか? ネットニュースのコメント欄が、「字が違う」「名前を間違えるなんて、そもそも記者としてどうなの?」といった内容で大半を占めている記事もあります。それぐらい一般消費者の人が見ても明らかな誤字脱字が平気で流れているのです。
特に最近よく見る光景としては、タレントや歌手などの著名人の名前の誤表記です。WEB媒体とはいえ、そもそも人の名前を間違えるのは根本的に失礼です。紙媒体ならば刷り直し、もしくは別の機会で謝罪をしなければいけないレベルです。
安易に修正ができるからとはいえ、WEBライターを名乗り、記事を書いているのであれば最後まで自分が書く原稿には責任を持っていただきたいものです。今は文責やクレジットがない記事もありますが、それでも自分が書いたものに責任が持てるようなWEBライターが増えてほしいものです。
ネットニュースの惨状の原因は、根本的にその記事を書いているWEBライターの質に問題があります。オフィスリバーインでは、このような問題を踏まえてこそ、改めて質の良い文章を書いていきます。またそんな質の良い文章が書けるようになるためのライターを育成するライティングスクールの場も設けております。スクールについては、下記の『ライティングスクール』のボタンをクリックして、専用の特設サイトをご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!