ラジオドラマの魅力~愛知県でライター業務・広告制作を行うオフィスリバーインのブログ~
おはようございます!
『文字のチカラは、あなたのチカラに。』のキャッチコピーでおなじみ、愛知県西尾市で広告制作をしているオフィスリバーインです。
今回のブログでは、ラジオドラマの魅力についてご紹介していきます。
【目次】
1.ラジオドラマって何?
2.テレビドラマとの違い
3.実は歴史が深いラジオ
4.現在執筆中の案件
詳細は、下記をご覧ください。
1.ラジオドラマって何?
「ラジオドラマ」とは、その名の如く「ラジオ」で流れる「ドラマ」のことです。
車や家でラジオを聴く機会があると思いますが、当然ラジオなので耳で聴くことを前提に作られているドラマです。
ラジオなので音や声だけで全てを成立させる必要があります。小説を読むときはその文章を読み取り頭の中で情景を思い浮かべますが、ラジオは音や声を聞き取り頭の中で情景を思い浮かべます。小説と同様、その思い浮かべる情景に正解はなく、読む人聴く人がそれぞれの頭の中で自分だけの世界を作っているのです。
「ドラマCD」と呼ばれる主に声優さんが出演する作品がありますが、これが実質「ラジオドラマ」のことです。声優ファンや声フェチの方にとっては、その声を聴くだけで満足してしまう方も多いのではないでしょうか。でもそれがかえって「ラジオドラマ」の醍醐味かもしれません。声を聴いて楽しむのは、本来の「ラジオ」でも同じことが言えます。間、テンポ、声量……とにかく音や声だけで全てを表現するのが「ラジオ」です。そのラジオの要素を使って、一つの物語として完成されているのが「ラジオドラマ」になります。
2.テレビドラマとの違い
耳で聴いて楽しむドラマが「ラジオドラマ」に対し、見て聴いて楽しむドラマが「テレビドラマ」になります。テレビドラマは映像であることが前提なので、もちろん音声技術も重要になってきますが、カット割りやアップなど映像の専門的技術も必要になります。
また、脚本や設定という観点から見ても大きな違いがあります。テレビの脚本は映像なので場面転換が多かったり、登場人物がたくさん出てきます。
それに対しラジオドラマの脚本は間を取ることで場面転換を見せます。また声でしか表現できない制限があるため登場人物が多すぎると聞いている人は今話している登場人物が誰なのかを把握できないこともあります。そのため登場人物が比較的少人数に抑えられているのも特徴です。
セリフにおいても大きな違いがあります。テレビは映像なので今どこにいるのか、そこにいる登場人物の関係性がどうなっているのかは一目瞭然ですが、ラジオではBGMやセリフの中で場所や関係性を表します。必然的にラジオドラマの脚本は説明ゼリフなどが増えてしまいます。
3.実は歴史が深いラジオ
今や配信ドラマやYouTubeなど、とにかくコンテンツは増えてきました。その中で、ラジオという媒体も実はコロナ禍でステイホームがメインとなっている今、需要が増えてきているようです。また、clubhouseというSNSアプリが話題になったことが表しているように、声や音を楽しむというニーズを読み取ると、やはり「ラジオ」という原点があるようにも思えます。
ラジオそのものの歴史は大変古く、は1925年3月22日9時30分に社団法人東京放送局(現在のNHK東京ラジオ第一放送)が東京・芝浦の東京高等工芸学校(千葉大学工学部の前身)内に設けた仮送信所からアナウンサーが発したことが日本における初のラジオ放送と言われています。1945年8月15日の昭和天皇による玉音放送、1955年の東京通信工業による日本初のトランジスタラジオ販売などの歴史を紐解くと、戦中戦後という激動の時代の中でラジオは映像よりも深い歴史のあるメディア媒体なのです。
4.現在執筆中の案件
文章執筆を行うオフィスリバーインでは、脚本執筆の実績もあります。詳細はまだ明かせませんが、ラジオドラマの脚本執筆の案件が現在2件進んでいます。一つは教育教材として使われるもので、もう一つはラジオの中で放送されるドラマです。このエピソードについては、作品が公になってから改めてブログでご紹介しようと思います。
ドラマや映画、PVといった映像の脚本は何度も経験していますが、実はラジオドラマの脚本の執筆は今回が本格的には初めてになります。やはりラジオドラマですから、声や音に重点を置いて見せ場を作らなければいけないと思っています。テレビドラマが映像で見せるものならば、ラジオドラマは音で見せるもの。いや、ここはあえて「魅せるもの」としておきましょう。
「ラジオドラマ」だからこそできる表現方法や演出方法なども加味していきながら、脚本を書いていきます。告知なども改めて行いますので、情報の解禁を今しばらくお待ちください。
5月30日(日)に、およそ1年ぶりに行う『オトナのための作文教室』。
コロナ禍での開催となりますので、検温や換気、参加者同士の距離を離すなど、感染対策を徹底して行います。
日時:5月30日(日)13:30~16:00
場所:矢田観音 桂岩寺(西尾市上矢田町寺前22番地)
参加費:2,500円(公式LINEからの申込で500円OFF、友達追加後にお名前と連絡先をご返信ください)
持ち物:筆記用具
【新型コロナウイルス感染対策について】
◆マスクの着用とアルコール消毒にご協力お願いします。
◆参加者の検温をさせていただきます。(検温時、37.5度以上の方は参加をお断りさせていただきます)
◆参加者同士の距離を取り、会場の換気を適度に行います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!