迫る夏休みの宿題!苦手な作文を乗り越えるために~愛知県でライター業務・広告制作を行うオフィスリバーインのブログ~

2021/07/02 ブログ
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おはようございます!

『文字のチカラは、あなたのチカラに。』のキャッチコピーでおなじみ、愛知県西尾市で広告制作をしているオフィスリバーインです。

 

今回のブログは、夏休みの宿題で一番苦戦するであろう作文についてご紹介していきます。

 

【目次】

1.作文が苦手な子どもたち

2.まずは思ったことをまとめてみよう

3.一文が書けることが大事

4.ネットレビューのコピペは厳禁

 

詳細は下記をご覧ください。

 

 

1.作文が苦手な子どもたち

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夏休みの宿題には、日誌やポスター、習字、自由研究など、とにかくいろいろやることがあります。その中でおそらく一番苦戦して、時間がかかってしまうのが『作文』です。特に生活作文は、学年が上に行けば行くほど原稿用紙の枚数も増えていきます。

作文が苦手な子どもにとっては、「そんな枚数書けるわけがないだろう!」というのが本音だと思います。

以前ブログでもご紹介したように、今の子どもたちは本当に文章とふれあう機会が減っています。当然ながら文章力の低下も否めません。

 

生活作文でも苦戦しているのに、詩や読書感想文までやらなければいけないので、作文が苦手な子どもは、もはや作文用紙を見るだけで手が止まってしまうのではないでしょうか。

そうならないために、少しでも文章を書いてもらうためにポイントを紹介していこうと思います。

 

 

2.まずは思ったことをまとめてみよう

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例えばカレーを作るとしましょう。「さあ、カレーを作れ!」と言われてもできません。カレーを作るには、材料を揃えなければいけません。作文も実は同じです。原稿用紙を渡して「さあ、作文書きなさい」と言われて、いきなり鉛筆をもってスラスラ書き始める子どもはよっぽど少ないと思います。作文だって、材料を集める作業が必要です。

作文を書くにあたって、どんなことを書くのか『テーマ』を決めます。そのテーマをどうすのかを箇条書きやメモで良いのでノートなどにまとめていきます。つまりはアイディア出しの作業です。「これでは膨らまないだろうな」と思うネタでも書いておきましょう。意外と自分の中ではどうでも良いと思っていることが、後に繋がる可能性だってあります。

 

この作業が実は作文を書き始める中で大事な作業です。カレーにおける材料を揃えるのと同じ部分です。このメモとアイディアをもとに、作文を書く作業に入ってきます。この段階でいかに良い材料を揃えることができるかが重要なカギになってきます。

 

 

3.一文が書けることが大事

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材料が揃ったら早速原稿用紙を開いて書き始めます。「てにをは」や言い回しなどを意識することも大事ですが、まずは文字として落とし込めるかが重要です。頭の中で何となくでも言葉や文字を思い浮かべ、それを文字として表現できるだけでも大きな進歩になります。

YouTubeなど映像メディアとふれることが多い今、逆に文字とふれあう機会が減っている子どもたちにとって、実は作文とは数少ない文字とふれあうタイミングになっています。

 

少し文章として成立していなくても、「てにをは」が不自然でもそれは後から直せば良いだけのこと。ちゃんと原稿用紙に文字を埋めていく作業ができるか、それを苦痛と思わないか、これが子どもたちにとって目の前の課題となります。

「学校で作文を教わっていないのに、家で作文なんて親が教えられるわけがない」という声を低学年のお子さんをもつ保護者の方に言われたことがありますが、まずは原稿用紙と向き合うための準備をしてあげることが大切になってきます。

 

 

4.ネットレビューのコピペは厳禁

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読書感想文で、よく作者のあとがきやあらすじを膨らませて原稿用紙のマス稼ぎをしたことがある方は多いのではないでしょうか? 今思えば、それは可愛いものです。最近の子どもたちの中には、ネットのレビューをコピペして読書感想文を終わらせようとするぶっ飛んだ子もいるようです。ある意味天才か、と思うかもしれませんが、コピペするということはそもそも本を読んでいないわけですし、本を読んで自分が何を感じ何を思ったのかという自分の考えもゼロなわけです。

 

ネットのレビューをコピペしたものを宿題として提出しても、実はそれを見た担任の先生はすぐに「この子が書いた文章ではない」と気づくようです。もしお子さんがネットのレビューをコピペしている作業を見かけたら、ぜひ止めてあげてください。そして「先生には絶対バレるからね」と念押ししてあげてください。

効率良く宿題をすることは大事ですが、レビューのコピペは決して効率の良い宿題のやり方ではありません。ただの書き写しに過ぎません。ちゃんと本を読むことから始めましょう。

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まもなく夏休みが始まります。先月発行された西尾市の『広報にしお』に掲載されていますが、西尾市一色町にある『子育て・多世代交流プラザ』では7月29日(木)に『作文の書き方を学ぼう』という講座が開かれ、弊社代表・川内が担当講師をさせていただきます。

お申込みは7月10日(土)からになります。お子さんにぜひ受けさせたいという方、お申込みお待ちしております。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!