タイプ別で見る得意ジャンルの文章とは?~愛知県でライター業務・広告制作を行うオフィスリバーインのブログ~

2021/09/17 ブログ

おはようございます!

『文字のチカラは、あなたのチカラに。』のキャッチコピーでおなじみ、愛知県西尾市で広告制作をしているオフィスリバーインです。

 

今回のブログは、タイプ別で見る得意ジャンルの文章についてご紹介していきます。

 

【目次】

1.論理的思考になる?

2.スポーツ経験者は、テンポが良い?

3.営業マンは、論文が向いている?

4.指導者系は、構成を重視する?

 

詳細は下記をご覧ください。

 

 

1.論理的思考になる?

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文章を書くのが得意な方、あるいは文章を書くことを生業としている人は、頭の中で物事を文章化するので、論理的思考になるという特徴があります。もちろん全ての人が論理的思考であるとは言い切れません。文章で物事を考えていくことを日常的にしていると、必然と思考が論理的になる可能性が高いという一説に過ぎないということをご了承ください。

 

実際何かアクションを起こす際のことを考えてみましょう。パッとすぐ行動に移す方もいれば、行動をしながら次の動作をどうしようかと頭の中で考える方もいると思います。

ロジックとまでは言いませんが、「こうすることで、こうなる。だから次は、こういうことをする」と頭の中でイメージを浮かばせて、それを文章化する傾向があるのです。

なので質疑応答などでも、口頭で質問をされたり回答をするよりかは、質問や回答を文字に起こしてちゃんと整理をするほうがやりやすいと思います。

極端な例ですが、話すのが上手い方は同時進行で頭の中で次々と言葉が出てきていますが、文章が得意な方はまずは自分の言葉を言語化する作業が間に入ります。話し上手な方は文章化が苦手で、文章が得意な方は話すのが苦手というパターンもあります。

 

 

2.スポーツ経験者は、テンポが良い?

文章を書くと、それぞれの経験や環境が反映されることがあります。例えばスポーツを経験している人が文章を書くとどのような特徴があるのでしょうか?

例えば球技をされた方だと、キャッチボールのイメージでテンポの良い文章が上手いと思います。キャッチボールを文章にするイメージなので、質疑応答やインタビューなど相手と話す取材系が向いているかもしれません。

 

取材は、いわば会話のキャッチボールです。1つの質問に対して1つの答えが返ってくると、次にまた新しい質問をして、また答えが返ってきて、この繰り返しです。スポーツはある意味反射神経やテンポが重要なので、意外と文章でもその要素を取り入れやすい傾向にあります。

また、運動神経を伴っているスポーツ経験者の文章は、ちょっとした表現などにムダがありません。先ほども言ったようにテンポが重要なので、このムダな表現のカットが文章としてはとてもテンポが良くなるのです。スポーツ紙などで試合結果をスパッと伝えるあのイメージを持っていただけると分かりやすいかもしれません。

 

 

3.営業マンは、論文が向いている?

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続いてのパターンは、営業マンタイプです。営業マンは、常日頃から相手を見て、しっかりと話を伝えて、仕事を取ってくるというスタイルです。そのスタイルが、実は文章にも反映されていることがあります。

論文は、序論本論結論という構成で書くタイプと、先に結論立てて本論に入りもう一度結論に入るパターンがありますが、営業マンタイプは後者のほうです。どういう目的でアポを取るのか、というのと同じように、この文章で何を伝えたいのかということを最初に伝えます。

 

また、営業マンは提案する資料などで数字を用いることが多いと思いますが、こういう方が文章を書くと、やはり根拠や引用を求めたくなるので原稿にもちゃんと数字を用いて明確な結果を提示することになります。机上の空論や感情論、自分の思想を書くことよりも、「この資料からこういうことが読み取れるから、何パーセント上昇している」などと言った、アンケートなどを元に事実を淡々と書くことのほうが得意だと思われます。

 

 

4.指導者系は、構成を重視する?

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学校の先生やスポーツのコーチなど、俗に言う指導することを生業にしている方は、教える際にどのような順序を立てて教えていくのかというカリキュラムを考えることが反映されて、構成を重視した文章を書く傾向があります。

上記の営業マンのように数値的な部分を加味しつつも、数字を伝えるという意識よりも、どういう順序で文章を書いていけば自分の書きたいことが相手に伝わるのかということを考えるようになります。目次などを用いて、ちゃんとしたプロセスや順序を考えながら伝えていくという特徴があります。

 

スポーツ系や営業系よりも、指導者としてちゃんと教えていくために、教える対象の細かな部分を見ていきます。それに伴って、伝え方も意識しつつ、より丁寧な構成になるのが特徴です。伝え方という点では、営業系も同じことが言えますが、やはり全体的に文章を書くうえで大事なのは、読者やターゲットを意識した文章を書けているのかというところになります。

 

 

いかがでしたか? 普段ご自身が書かれている文章は、どういう傾向でどんな特徴になっているか、一度考えてみても良いかもしれません。経験や環境が意外と個性として、文章に表れているかもしれません。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!