キャッチコピーが物議を醸す~愛知県でライター業務・広告制作を行うオフィスリバーインのブログ~

2021/10/08 ブログ
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おはようございます!

『文字のチカラは、あなたのチカラに。』のキャッチコピーでおなじみ、愛知県西尾市で広告制作をしているオフィスリバーインです。

 

今回のブログは、キャッチコピーが物議を醸した事例をご紹介していきます。

 

【目次】

1.キャッチコピーは時に凶器になる

2.男女の役割分担を固定化すると抗議に

3.ブランドイメージとの違いに批判相次ぐ

4.心を折りにくると批判殺到

 

詳細は下記をご覧ください。

 

 

1.キャッチコピーは時に凶器になる

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キャッチコピーというのは、ポスターやパンフレット、ホームページ、ドラマや映画のPR等、様々なシチュエーションにおいて一言で印象を伝える重要なポイントになっています。

有名なのは、JR東海の「そうだ、京都行こう」や、ジブリ映画・もののけ姫の「生きろ。」、かっぱえびせんの「やめられない、とまらない」、ワイン・ボジョレヌーボーの毎年発表されるキャッチコピー、などがあります。当オフィスだと「文字のチカラは、あなたのチカラに。」がキャッチコピーです。

 

このようにキャッチコピーは印象づけたり、強烈なインパクトを残す武器になります。しかしその一方で、誰かを傷つけてしまったり、それによって批判が殺到してしまうケースもあるのです。言葉は武器になると同時に、凶器にもなります。たった一言のキャッチコピーが世間に出回っただけで批判の的となり、差し替えや謝罪といった対応をすることもあります。今回は、過去の事例をご紹介していきます。

 

 

2.男女の役割分担を固定化すると抗議に

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1975年にハウス食品工業のインスタントラーメンのテレビCMが放送されました。そこで使われたセリフ及びキャッチフレーズとして使われたのが、「私作る人、僕食べる人」です。

ラーメンの置かれたテーブルの前で、女性が「私作る人」と言い、続いて男性が「僕食べる人」と言う内容だったのですが、このセリフが「男女の役割分担を固定化するものである」と抗議の対象となりました。これを受けてCMは一切の放送中止となりました。

 

この批判は、ジェンダーの観点から問題が指摘された日本最初の広告と言われており、日本社会にジェンダーに関する認識を広げる契機となりました。

CMでは、「女の子が男の子にラーメンを作ってあげる優しさを表現」し、「つくる人の愛情が加わると、ラーメンがおいしくなる」というメッセージが込められていたことを、CMの企画演出を担当した西山貴也氏は語っており、視聴者からの反応は「かわいい」「ユーモアを感じる」とおおむね好評だったそうです。

 

 

3.ブランドイメージとの違いに批判相次ぐ

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2017年にちふれ化粧品がヤフージャパンに掲載した広告企画で使われていたキャッチコピーは、「時短美容で女磨きを始めましょう」「仕事、家事、育児…。いつの間にか『女磨き』をおろそかにしていませんか? 時短美容を活用すれば、忙しい日常と女磨きはちゃんと両立できるんです」というものでした。

この広告が掲載された後、「女性は女磨きをしなくちゃいけないの?女磨きができないのは怠慢なの?」「仕事育児家事でへとへとな女性はどう感じるでしょうか。ちふれにはそんなこと言ってほしくなかった」など、ネット上で批判が相次ぐ事態となりました。

 

元々ちふれ化粧品は、1947年に誕生した化粧品メーカーで、高品質・適正価格を掲げ、手ごろな価格で大手スーパーなどで手に入れられる化粧品として支持を集めています。お手頃なイメージがあったことから、女磨きを強調されたことが批判の原因と思われますが、結果的に騒動直後、ちふれ化粧品は「多くの方に不快な思いをさせた」と謝罪したうえ、広告を削除する対応に追われました。

 

 

4.心を折りにくると批判殺到

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今年2021年10月4日、山手線品川駅のディスプレイに表示された株式会社アルファドライブの広告で使われていたキャッチコピーが「今日の仕事は楽しみですか。」というものでした。その広告の写真がTwitterで広がると「見た人を傷つける」「楽しみでなくても、しなくてはならない仕事はあるのに」「煽りに来ていて不快」「朝からこの広告を見るとツラい」など批判が殺到しました。

 

 

この広告は1枚のポスターではなく、ズラッとディスプレイとして品川駅に並んでいるため、通勤に品川駅を使う利用者に嫌でも目に付くことも拍車をかけてしまい、「これから仕事に向かう人たちがどう思うか考えなかったのか」と、広告主の一方的なメッセージに全く共感を得られない結果となってしまいました。この一連の騒動はつい最近テレビのニュースでも取り上げられる事態に。結果的に「利用者の方々への配慮に欠く表現だった」と謝罪をする対応に追われ、この広告はわずか1日で削除されました。

 

 

当オフィスでもキャッチコピーを考案する時は、取材記事などの長文を書くとき以上に頭を使います。短い一言で全てを表現しなければいけないほど難しい仕事はありません。キャッチコピーで大事なのは、自己満足にならず、発信者側の一方通行にならないということです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!